YESかNOか半分か

元ニートが、再びニートになったりならなかったり。

YESかNOか半分か

元祖・メシマズ嫁

{人は舌で味わい、それを胃へと流し込み、箸を進めるかを判断する。頭ではない、胃で考えるのだ。}




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私は2chのまとめサイトを好んで頻繁にチェックしている。


最近のお気に入りは鬼女や気団に関するまとめサイトだ。



こういったサイトを見ていると中々な内容で、世間では色んな事が起こっているんだな。と痛感してしまう。



特に、私にも多少なりとも関係があり悲惨だなと思うのは、『メシマズ嫁』というジャンル。



見たまんまなので、皆さんもお分かり頂けるだろう。



特に印象に残ったのがこちらの記事だ。


昨日の夕飯。 
スパゲティミートソース。 
ミートソースは缶詰レトルト。 

ゆであがったパスタの鍋から水を9割ほど捨て 
そこにミートソースを投入→煮込むこと10分…orz 

「何でそんな事するの?水を切って、温めたのを 
かけるんじゃないの?」と聞いてみた。
「え?煮込まなきゃ味が染みないでしょ?」 
「じゃなんで水を残すの?」 
「水分なかったら焦げるじゃない(切れ気味)」 
缶の注意書きと料理本を見せてみた。 
嫁、拗ねた…orz

なぜ私がこの『メシマズ嫁』というジャンルに焦点を当てるかというと、



私の母(51歳)がメシマズ嫁だからだ。



187: 素敵な旦那様 04/12/21 14:15:51
>>122 
どうして何も読まないんだろう。 
頭から「これはこうだ」と、勝手に脳内決定してしまうんだろうか。 

悪いんだけど、嫁さん、万事に頭悪くない? 


特にこの部分に共感してしまう出来事が最近あった。


名付けて、

母、ヤ◯ガキのコロッケ6個を全て無駄にするの巻



その日、母は手作りのビーフカツと祖母から貰ったちょっぴり高級なヤ○ガキの冷凍コロッケのどちらから先に揚げるべきか迷っていた。


ビーフカツは生肉だからコロッケから先に揚げたら?と提案した。


どうせ私が何を言っても自分のしたい様にするのが母というもの。


だが、どうやら母はコロッケから揚げることに決めたらしい。


暫くして、

ねーぇ?冷凍のコロッケってこういうもの?と私に話しかけたきた母。


嫌な予感しかしなかった。





パール金属  グルメスタッフ 鉄製 温度計付 片手 天ぷら鍋 20cm H-8561

パール金属 グルメスタッフ 鉄製 温度計付 片手 天ぷら鍋 20cm H-8561

小さな揚げ物用の鍋を覗き込むと



油を吸いまくり、デロデロの塊という無残な姿に成り果てたコロッケが。

そっくりサンプル携帯ストラップ(ミニコロッケ/5cm)

そっくりサンプル携帯ストラップ(ミニコロッケ/5cm)


どうしてこうなった。



まず、油の温度が160℃に設定してあるが、見た目の温度が低すぎる!


  • どこかで誰かが冷凍のものを揚げるときは、低い温度の時から入れるって言ってたの
  →どこのどいつだよ。そんな信憑性も無いこと信じるな。コロッケは揚げるもんだろーが。油の温度が高くなきゃ揚がるもんもあがんねーよ!


そして、

何故に引っ付いたままの塊コロッケをそのまま投下した?

  • 硬くて離れなかったから、温度が上がってから離せばいいと思った。

  →いや、常温で離せるようになるまで最初から置いとこうよ。離れてないのに揚げてしまって、衣が剥がれてドロドロ中身が出てきてるだろ!!


  • だって、冷凍のコロッケなんて揚げた事、無いんだry
  →だったら、揚げ方を私に聞くか調べろ!




結果的に、コロッケは食される事なく


天に召される事となった。

勿体無い…


しかし、私の母を含めメシマズ嫁に共通するのは

  • 頑固さ
  • 人の意見を聞かない
  • 根拠のない情報を得てそのまま実行
というなんとも厄介な一面ではないだろうか。






幼い頃は、母が作るご飯がそこまでマズイなどとは思わなかった。


鱚の天ぷらを手作りで作り、それを幼い私が食べて骨が喉に刺さり、救急病院に担ぎ込まれた事があった。

それ以来、魚のフライものには注意を払うようにはなったけれども。


母のレパートリーはいつも一緒で、大体ローテーション式だった。


カレー、おでん、シチュー、鰻丼、生姜焼き、唐揚げ、お好み焼き、鉄板焼き
水炊きetc...


レパートリーだけ聞くと立派に聞こえるが、重要なのは中身だ。


カレーはサラサラして水っぽいし、唐揚げはいつも白っぽい。
鰻は何だか骨が気になるし、生姜焼きは生姜がゴロゴロ入っていて最早生姜を食べている気分だった。



私の母の手料理は何かがおかしかった。

けれども、小さい頃の私にはそれが何なのかが分からなかった。




母のメシマズのルーツは恐らくというか、確実に母親。

つまりは私の祖母だ。


祖母宅からは比較的近い場所に住んでいたので、昔は頻繁にお泊まりをしていた。


そんな祖母のお家で頂く朝ごはんは、

  • 半分に切ったみかん
  • カットしてあるウサちゃんリンゴ
  • 茹でたほうれん草
  • スクランブルエッグ
  • ハム又はベーコン
  • ご飯又はトースト
こうしてみると立派な朝ごはんじゃないかとお叱りを受けそうだが、

これがワンプレート(ご飯とトーストは別)で出てきて食べていると、何故だか美味しく感じられなかった。

ほうれん草からはミカンやらリンゴの匂いがするし、ベーコンやハム、卵もその匂いで美味しさが半減した。


ちなみに母は三人姉妹の次女だが、三女の家に泊まりに行ったときは全く祖母宅と同じ内容の朝食だった。


不思議な事に長女だけは自分でレストランを一時期経営していた程の腕の持ち主だ。もしかしたら、メシマズな祖母を反面教師に色々と技術を磨いたのかもしれない。




私の母は祖母がメシマズだと思っているし、自分は料理が下手だと自覚しているらしい。


自覚を持ち改善を試み、レシピに従う母の料理は昔より美味しくなった。


主婦の仕事は料理を作ることばかりでは無い。


けれども、食は家庭を繋ぐ接着剤のような役割を果たしていると思う。


美味しいものの所には、必ず人が集まるのだ。