YESかNOか半分か

元ニートが、再びニートになったりならなかったり。

YESかNOか半分か

仕事をするのが怖い。

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Untitled | Flickr - Photo Sharing!


街中に置いてあるタウンワークが目に入る。それを毎週のように手中に収めて家に帰る。

日曜日には、新聞の折り込みチラシの中に求人情報が載っているものが数枚入っている。それを手に取り、2階の自分の部屋へと急ぐ。


タウンワーク、求人チラシ、パソコン、携帯。求人情報を私に提供してくれるそれらの媒体を見つめる。
アナログな紙製の媒体には、ピンクの蛍光マーカーで気になった求人情報を囲む。一方で、デジタルの媒体では「キープする」という選択ボタンを押して、キープリストの中に気になる求人情報を貯めていく。


アルバイト・パート、契約社員、正社員。この3つの選択肢からどれを選ぼうか。本来であれば、アルバイトからゆるーく始めて、その分野での経験を培ってから契約社員なり正社員の道を歩んだほうがいいのかもしれない。でも、それは少し遠回りなのではないか?


私はもう24歳で一応微々たるものだけれども、飲食業での正社員経験はある。アルバイトから始めて、正社員の求人に応募する能力と経験を蓄えるまでに、約2年間かかるとして、そしたらもう26歳。26歳で正社員に応募して、果たして雇ってもらえるのだろうか?そんな不安が押し寄せてくる。


じゃあ、もういっその事、正社員で応募してしまえばいいじゃないか。「未経験可」って書いてあるんだし。
でも、上手くいかなかったらどうしよう?肩に力が入りすぎて、アルバイトでも正社員でも、仕事を始める時は、いつも食事が喉を通らない。でも緊張するなんて事は誰にでもある事だから、別に珍しいことでも無いじゃないか。


何よりも一番怖いのは、「コイツ使えない。」って思われること。これが一番怖い。
自分が今まで仕事をしてきて、面と向かって言われたわけじゃない。こう言ってしまうと、自慢みたいに聞こえてしまうけれど、どちらかと言えば私は仕事で褒められる側の人間だった。

飲食業でも、違う業種のアパレル業へ行っても、「ルナさんは仕事の呑みこみが早いから助かるわー」といつも言われた。「それに比べて○○さんは…」と仕事があまり出来ない人との比較の対象としても扱われた。


でも、何もしていなくて才能とかで仕事をしているわけじゃない。必死で仕事を覚えたくて、いつもクソ真面目にノート取ってた。上の人からは、「教えがいがある。」と言われ、周りの皆から「ルナは本当に真面目だよなー。俺、新人の頃そんな事したことないし。」と言われた。
新店舗を出すときだって、マネージャーが把握していない商品知識とかも、下のバイトさんたちと共有するために一夜で覚えた。

自分としては当たり前の事だった。だって、「コイツ使えない。」って思われたく無かったから。


私は無駄に真面目で、無駄にストイックなのかもしれない。あと、無駄に理想が高い
いつも、「使える自分」でありたいから違う業種に転職もあまりしようとは思わない。違う業種での「使えない自分」が容易く想像出来てしまうから。それが怖くて一歩が踏み出せない。


でも、今回は違う業種に就こうと考えている。理由は、「接客」するのに自分が疲れてしまったから。性格的に「ルナは接客業が向いている」と親や友人、元上司たちから言われるのだけれども、でもちょっと疲れた。

「貴女の笑顔がとても素敵だわ」何度もお客さんに言われた言葉。でも、今ではその笑顔と同じ笑顔をお客さんに向ける事が出来るかどうか。自分にはその自信が無い。


「仕事が出来て、最高の笑顔で接客している自分」これが今の私の前に、ドーンと高くそびえる越えられないハードルとして佇んでいる。このハードルを如何にして越えるのか。以前は、そればっかり考えていた。
でも、越えよう。越えよう。と努力する度に壁にぶち当たって、泣き崩れる自分がいた。


どうしたら良いのだろう?自分で自問自答する。ああでも無い、こうでも無い。色々と考えを巡らせる。考えすぎていつも泣く。

じゃあ寧ろ、飛び越えるよりも何らかの方法で回避したって良いんじゃないか?最近ではそう思うようになった。プランB「仕事が出来ない自分になろう」だ。
「仕事が出来ない」って思われてもいいじゃないか。落ち込む必要は無い。だって出来るようになったら褒めてもらえるよ。だから正しくは、プランB「仕事が出来ない自分→仕事が出来る自分になろう」かな。


プランBでもCでもEでも何でもいい。ありとあらゆる手段を使って、「仕事が出来ない自分」でも許せる自分になりたい。自分で自分のハードルを下げないと、今の状況からの脱出は不可能だろうから。


仕事休んでうつ地獄に行ってきた

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「やりがいのある仕事」という幻想

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