YESかNOか半分か

元ニートが、再びニートになったりならなかったり。

YESかNOか半分か

人の幸せに触れる心地よさ



http://www.flickr.com/photos/55341536@N00/7893203536
photo by Bert Palmer

つい先日、職場の同僚である既婚くんが結婚式を挙げた。色々と込み入った事情があるので割愛するが、彼と奥さんは籍は1年以上前に入れており既に子供もいる。

今日、職場の上司が式に参列た際にデジカメで撮影した大量の写真を見せてくれた。
大勢の人が参列し、新郎新婦の緊張したような表情や、多くの人が幸せに満ちた表情を浮かべる写真でいっぱいだった。

私個人としては結婚式に対しての憧れはあるものの、実際に自分が思い描くのはモルディブやニューカレドニアなどの南の島で、結婚するお相手と神父さんがいるだけの結婚式。別にアンチ結婚式なわけではなく、色々な事情があってひっそりと自分たちだけの世界を楽しむ結婚式でいいと思っているだけ。

だから既婚くんたちや一般の人が挙げるような規模の人数が集まるような式は挙げる事は出来ないし、挙げるつもりもない。というか、それ以前に当分の間は結婚する予定が無い。

けれども自分には訪れる事が無いような出来事を覗き見するというのもまた面白いもので、今時な結婚式の演出を眺めてみたり、今時のウェディングケーキは平べったいのかーと私が知るうる限りの結婚式の知識や、幼いころに出席した親戚の結婚式の記憶を引っ張りだして上司と談笑した。
「最近は結婚式でブーケトスはしないみたい。」と上司は10年前の自身の結婚式との違いに少し驚いた様子だった。


既婚くんたちの結婚式の写真を目にするまでは「出席者の多い結婚式なんて自分には一生縁が無いものだ」と思っていたけれど、実際に写真を見たら全く違う感情が湧きあがってきた。


なんて、素敵な結婚式なんだろう、と。胸が締め付けられた。
既婚くんの奥さんがバージンロードを歩く姿や、笑顔で笑っている写真を見ると感動してしまい思わず涙が溢れてきそうになった。

人の結婚式の― 彼らの内情を多少は知っているとはいえ、ほとんど赤の他人である彼らの結婚式の写真を見て感動してなぜか涙しそうになる自分の心情はとても不可解だと思った。

やはり「自分には出来ない羨ましさ」というのがあったのは事実だ。けれども、それ以上に大勢の人が彼らを祝福している様子や二人の幸せそうな姿に感動した。
本当にいい結婚式だったのだろうなと写真越しに伝わるくらいの、そんな幸せそうな彼らの姿を見て私はとても幸せな気持ちになった。
「幸せのおすそ分け」
そういうものを今日は貰った気がする。


たとえ自分にそういった機会が訪れなくとも、他人の幸せで自分も幸せに感じる事が出来るのならこんなにありがたいことは無い。

飲食店で働いたり接客業に従事していた際に、「ありがとう」と嬉しそうに去ってゆくお客様たちを見送りながら自分も満たされた気持になっていた頃のことを思い出した。
シチュエーションやジャンルは違うけれど、今日の出来事はそれに少し似ていたような気がする。

それにしてもFlickrでccの画像を探す際に"Wedding"と入力して表示された画像たちを見て、また感動で胸が締め付けられるような感覚に襲われるようになるなんて…どうやら本日私の涙腺は仕事をサボっているらしい。