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YESかNOか半分か

元ニートが、再びニートになって何かいろいろ書いてます

YESかNOか半分か

フランス革命が起こった日に花組梅田芸術劇場公演「ベルサイユのばら」を観劇。

ヅカログ 日常

自分には幼い頃から、「死ぬまでには宝塚歌劇の『ベルばら』を絶対に観ておきたい!」という夢があった。特にこれといった理由は無いのだが、「有名だから」、「宝塚といえば“ベルばら”」という印象があったからだ。

しかしながらつい最近まで殆ど宝塚歌劇に足を運ぶことなく生きてきたので、なかなか機会に恵まれることが無かったのだが、その夢が奇しくもフランス革命が勃発した7月14日に叶えられることとなった。

2015年、今年は何か1つ新しい事を始めてみたいと思い立ち、始まったのが『月イチ宝塚歌劇鑑賞』だった。
思い立ったのが今年の2月だったので、残念ながら1月に公演されていたルパンは観ることが出来ず………2月に行われた星組トップ退団公演から宝塚大劇場に通うようになった。

今年観た&チケットを押さえた公演

2月 星組『黒豹の如く
3月 花組『カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲
4月 月組『1789―バスティーユの恋人たち―
6月 宙組『王家に捧ぐ歌
7月 花組『ベルサイユのばら/宝塚幻想曲
雪組『星逢い一夜/La Esmeralda
9月 星組『ガイズ&ドールズ


折角見るのならいい座席を押さえたい…という思いから、なるべくS席のチケットを予約するように心がけている。1席¥8,300-はなかなかの出費である。*1

自分自身、漫画を読んだり映画を観たり音楽を聴いたりする以外に趣味らしい趣味が無かったので、“趣味にはお金がかかる”というのを生まれて初めて体感している次第。
来年2月の雪組「るろうに剣心」を観に行くまでには、自分のお気に入りの組やジェンヌさん、好きなジャンルの演目が定まればいいなと思っている。

第一部 ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編― 感想

何となしに購入したチケットの日にちが7月14日、フランス革命の発端であるバスティーユ襲撃があった日と同じだということに気付いたのが前日の13日。

バスティーユ襲撃(バスティーユしゅうげき、仏: prise de la Bastille)とは、1789年7月14日にフランス王国パリの民衆が同市にあるバスティーユ牢獄を襲撃した事件である。
フランス革命のはじまりとされる。

バスティーユ襲撃

つまりそれはかの有名な池田理代子氏 作「ベルサイユのばら」の主人公であるオスカルことオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの命日を意味する。


© Ikeda Riyoko Production

「ベルばら」は最初アニメ見ていたものの、途中で挫折し結局は漫画を全巻読むに至り、何度も読み返した作品。

今回は「フェルゼンとマリー・アントワネット編」という事で、花組トップスター・明日海りお(あすみ りお)さん扮するハンス・アクセル・フォン・フェルゼン伯爵とトップ娘役である花乃まりあ(かの まりあ)さん演じるフランス王妃マリー・アントワネット、この二人が織りなす物語がメインとなっている。

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©宝塚歌劇団

1974年に初演され、社会現象を巻き起こした舞台『ベルサイユのばら』。革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、熱く生き、哀しく散った二組の恋人たち。
オスカルとアンドレ、フェルゼンとマリー・アントワネットが繰り広げる舞台は、再演の度に大好評を博し、宝塚歌劇を代表する作品となりました。
第二回宝塚歌劇団 台湾公演では、明日海りおを中心とした花組による「フェルゼンとマリー・アントワネット編」を上演いたします。

公演解説 | 花組公演 『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

物語は、二人が舞踏会で出会ったシーンから始まり、フランス革命の発端であるバスティーユ襲撃、そしてマリー・アントワネットの最後までを駆け巡るような構成になっていた。

勿論、柚香光(ゆずか れい)さん扮するオスカルと芹香斗亜(せりか とあ)さん扮するアンドレの最後もきちんと見届けられます。

初めての梅芸

2月から宝塚歌劇場に通い始めて早5ヶ月…今回は梅田芸術劇場メインホールにて初めての観劇でした。
梅田芸術劇場

いつも観劇している宝塚大歌劇場と梅田芸術劇場メインホールの座席表。

梅田芸術劇場メインホール
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宝塚大歌劇場
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(c)宝塚歌劇団

やはり場所が変わると見え方なども結構変わるもので、大歌劇場にあるオーケストラピットと銀橋が梅芸のメインホールには設置されていなかったので、その分ステージと客席の距離がグッと近く感じる。梅芸のメインホールはギュッと凝縮されて、こじんまりとしているなという印象。

舞台セットの豪華さなどは、やはり大歌劇場と比べると劣るものがありますが、1階席の最前列だとジェンヌさんたちが本当に目と鼻の先という感じだったので、トップスター達を間近で見れるという幸せを梅芸だとより一層感じられると思います。

花組の公演を観るのは今回の「ベルばら」で2回目なのですが、初めて公演を拝見した際に自分自身に起こるのが「ジェンヌさん誰が誰だか分からない問題」。

トップスターだと思っていたら、2番手さんだったり、トップ娘役さんがどなただか分からなくなったり……。基本的には衣装で区別されているのでそれさえ注意していれば大丈夫なのだとは思いますが、宝塚初心者故のことなのか…。
ただ、花組公演2回目だった今回は初見時と比べ一応どなたかを見極めることが出来ていたので自分も少しは成長することができたのかと思います。

さて、初めての「ベルばら」観劇だったという事でお気に入りのシーンなども色々とあったのですが、中でも群を抜いて胸打たれたシーンが以下の場面。

ベルサイユのばら 第14場 橋

オスカルが隊長を務める近衛隊に、市民への政劇命令が下される。
しかし、オスカルはフランスの未来のため、貴族の身分を捨て、市民と共に戦うことを決意するのだった。
オスカルに賛同した近衛隊と市民たちが出撃の用意を始めたその時、近くで激しい銃撃戦が始まり、銃弾がアンドレの胸を射抜く――。

公式パンフレットより引用

定番の場面ですけれど、定番だからこそ感極まり、胸打たれるシーンでした。
自分は花組3番手の柚香光(ゆずか れい)さんがとてもタイプで、ルックス/ダンス/歌共々大好きなんですけれど、柚香さん扮するオスカルが絶命したアンドレを見て、「アンドレ―――!!!」と叫ぶシーン…アニメ版「ベルばら」のオスカル役である田島令子さんの声とシンクロしたかのような声に聞こえて、感極まって涙が出てきました。柚香さんのオスカル本当に素敵だった。

アンドレ役の芹香斗亜(せりか とあ)さんは銃弾に倒れながらもオスカルに向けて「心のひとオスカル」を歌い始めるのですが、その際に先日たまたまyoutube上で見た元タカラジェンヌ・彩羽真矢さんの動画がフラッシュバックしてしまい、感涙のシーンで吹き出しそうになるピンチに見舞われましたが、なんとか持ちこたえました。



第二部 宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア) 感想

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今回の公演はお芝居とレビューの二本立てで、第二部は3月の花組公演「カリスタの海に抱かれて」と共に上演された「宝塚幻想曲」。
このレビューを実は第一部の「ベルばら」と同じくらいに楽しみにしていた私。

優美で繊細。情熱的で大胆。様々な魅力を持つ明日海りお率いる花組が織りなす幻想曲(ファンタジア)。
宝塚歌劇百年の歴史が紡ぎだした伝統に日本古来の美をちりばめて、時にクラシカルに、時に現代的なビートで繰り広げるレヴューロマン。

公演解説 | 花組公演 『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

日本の四季 ― 春夏秋冬を表現した「宝塚幻想曲」。3月にこのレビューを観た時から劇中歌「幻想曲 花!」のメロディーが頭から離れず、ずーっと頭の中に居座っていたのです。
特にお気に入りなのが以下の3パート。

  • 第2場 第2楽章 幻想曲 花!

幻想曲 花!」この曲が個人的に非常に好き。メロディーも壮大で気持ち的にも盛り上がる。

youtubeで見つけた素敵なピアノバージョン。

  • 第5場 第5楽章 籠球男子 アオイハナ

花組2番手・芹香斗亜さんと3番手・柚香光さんがバスケットボールと共に興じる茶目っ気たっぷりのダンスが見どころ。とにかく柚香光さんのスカした感じが素敵すぎました。

  • 第10場B 第10楽章 さくら幻想曲

男役さん達の黒燕尾服での群舞が圧巻です。明日海りおさんが本当にスラッとしていてカッコいい。大人の色香が漂う舞にノックアウトされてしまいます。

今回は1階席だったのですが、第二部でタカラジェンヌさん達が後方の通路までぐるっと回られることが多々あり、結構近くでお姿を拝見することができました。
特に第9場 第9楽章 「今こそ永遠」の際に瀬戸かずやさんが目と鼻の先まで来られたのが嬉しかったです。

上演中ずーっと頬が緩みっぱなしでニラニラしまくりだった今回の花組公演。まだまだ書きたいことはありますが、キリがないのでこの辺で……。
また来週は雪組公演に行って参ります。


花組梅田芸術劇場公演「ベルサイユのばら」「宝塚幻想曲」初日を観劇!変更点かなり多いのでまとめます! | 月光の狭間
もの凄くアツくて内容が濃いレポを発見。ここまで分析できるの凄い。

*1:梅田芸術劇場はS席¥8,800-